子供うるせえなあ

子供を産んでしばらく経つが、いまだに子供の泣き声が苦手だ。自分の子供が泣いている時も、産む前よりは慣れたにしても「うるせえなあ、泣き止んでくんねえかな」と思うし、子供を預けて1人で外出した時電車でよその子供が泣いていたら「休日ぐらい子供の泣き声聞きたくねえよ」と思って車両を変えてしまうぐらいだ。子供の(いや多分大人のもかな)泣き声というのは神経にさわる音なのだ。携帯のアラームが止まらなくなってアワアワするのに似ている。これは多分だけど、神経にさわる音だから、「やばい、止めなくちゃ!」と思わされるのだろう。もし子供の泣き声が小川のせせらぎの音だったら、「良い音だなあ。すっと聞いていたいなあ」と思って泣き止ませたりしないだろう。子供が何か不快を訴えているにも関わらず。つまり、子供の泣き声を不快に思うのはごく自然なことなのだ。

でも、よく「海外では子連れに優しい。子供が泣いてもみんなニッコリしてくれる。日本は子連れに優しくない」みたいな話を聞くが、ほんとに?なんでそんな寛大なの?と思ってしまう。そこで適当に調べて、どうやら海外では「人は他人に迷惑をかけて当然。だからあなたも他人を許しなさい」という教育をし、それに対し日本では「他人に迷惑をかけてはいけない」という教育をする、という違いが原因のようだ。つまり海外は自分にも他人にも甘く、日本は自分にも他人にも厳しいということか。納得できる点はいくつかあるのだが、日本はその厳しさゆえに高品質なサービス、たとえば電車が遅れないとか、を提供できているわけで、良いこともたくさんある、というか、電車で泣く赤ちゃんにニッコリできるようになるには教育方針からまるっと変える必要があるのか?ってことで、まあなかなか大変そうなのだ。もうね、女性専用車両みたいに赤ちゃん専用車両を作って欲しい。それならうちのもうるさい、よそのもうるさい、お互い様!と思える。