産後クライシス

ヤフーニュースの産後クライシスに関するこの記事、色々なブログでも話題になっていたが。

愛情、急速に冷えた 「産後クライシス」女性の半数経験

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171227-00000063-asahi-soci

「夫の育児や家事の行動に対する評価と比べた結果、夫との関係性の評価が悪い人は夫の行動に対する評価も低かった」というのが多分この記事のメインなのだが、私が思うに多分逆で、「夫の育児や家事の行動に対する評価が低いから、夫との関係性が悪くなる」のだと思う。

世の中の、夫に対する愚痴の多い人は、夫があれやってくれないこれやってくれない→いない方がまし→離婚した方が良いんじゃないだろうか?という思考の人が多いように感じる。

自分age他人sageしたいわけではないが、自分達夫婦は出産前後であまり関係性は変わっていないと思う。もちろん喧嘩は多いし、育児のことや子供が原因で喧嘩することもよくあるが、喧嘩が多いのは出産前からと変わらない。出産前は家事のことで喧嘩することが多かったが、喧嘩の原因が変わっただけで、特に関係性は悪くも良くもなっていない。夫は育児はよくやっているし、家事は私の方が家にいる時間が長いので負担は増えたが、家にいないということは物理的に家事ができないので一応は納得している。夫婦関係が良いので、出産前と同じようにたまには夫婦2人だけの時間が欲しいということになり、実家に預けて2人きりで遊びに行ってみようということになる。なので、産後クライシスは今のところはない。

こういうことを言うと、いい旦那さんで良かったね、と言われるが、そうではないと思う。私の夫は正直優しい性格ではないと思うし、元々そんなに子供好きというわけではない。なので夫が育児をよくやるのは夫自身の資質ではないと思う。では何なのかというと、手前味噌だが私のやり方が良かったと思っている。とにかくどんどん仕事をふる。もちろん指示は的確に。それから我慢しない。夫は自由に飲み会に行けて羨ましいなと思ったら、「自分ばっかり夜飲みに行ってずるい。私だって1人で夜外食したい」と主張する。自分1人が我慢しても、往往にしてそれは夫には伝わっていないから。それで私は夫の帰りが早い日は1人で焼肉を食べに行ったりしている。産後、夜の街を出歩くことがめったになくなったので、それだけでなんか懐かしいようなワクワクするような感覚になる。金曜の夜、居酒屋の前で一本締めをする酔っ払いのサラリーマンも何とも思わない(というかむしろ鬱陶しかった)のに、子供を産んでからは遠い存在になってしまった。また、飲み会に行かなくなってからというもの、刺身とか焼鳥とか居酒屋メニューが無性に食べたくなってしまった。こんな感覚は多分夫には想像もできないと思う。だから言葉にして伝えるしかないのだ。それと、たまには子供と離れたい、自分1人の時間が欲しいと思ったら正直に言う。たまによそのお母さんで、子供とひとときも離れたくないという人がいて、そういう人を見ると自分は母親失格だと劣等感を感じることもあるが、もう開き直ることにした。自分は離乳食も目分量だし子供の体重もこまめに計ってないし、雑でガサツで母親に向いていない女なんだから仕方ないと思うことにした。四六時中イライラしたお母さんと一緒にいるより、たまに自分の時間を作ってリフレッシュした方が子供の前で機嫌良くいられるのだから子供にとってもその方が良いに決まってる。世の中の多くのお母さんは、良いお母さんでいようと思い込みすぎて自分を追い詰めているように思う。元々真面目な自己犠牲タイプの人も多いだろうが、周りから「母親なんだから我慢しなさい」と言われてきた人も多いのではないかと思う。「周り」というのが特に自身の母親が多いと思っていて、自分も子供のために我慢してきたんだからあなたも我慢しなさい、というように負の連鎖的に我慢を強いられることが多いのではないだろうか。私の母親もそのケがあったが、どういうわけか私は気が強く自己肯定感が異常に強い女なので、私は私!とばかりに強気で言い返したため母親は根負けしてあまり口出ししなくなった。

とにかく大事なのは自分を見失わないこと。自分はどうしたいのか、どうすれば全員が幸せになれるのか頭を使って考えること。

産まれる前は頼りない旦那だけど産まれたらきっと変わってくれる、なんて思わないこと。変わるわけがない。自分だって産む前と何も性格は変わっていないのだから。